初めて十勝へ来た頃、思いがけない場所でカバイロに出会うことがありました。
なんでこんな所に居るのだろうと、不思議に思ったものです。
クサフジが見あたらない場所でした。
その後も、沢山のカバイロと遊びましたが、いつもクサフジの傍ですし、目撃した産卵もクサフジに対して行われたものでした。
しかし、ナンテンハギに産卵することは聞いてはいました。

この夏、イシダを捜して居ると、ブルーのシジミが現れました。飛び方がイシダとは違うので、カバイロと予想したのですが、その通りでした。余り気にもしなかったのですが、イシダが居ないので、このカバイロを追いかけることになったのです。
カバイロシジミ♀ (2008.07.13 北海道広尾郡)02
ナンテンハギに静止する個体です。ここではクサフジはこの草地縁にいくらかありました。

ちょっとだけ開翅する♀です。
カバイロシジミ♀ (2008.07.13 北海道広尾郡)04

ナンテンハギで良く吸蜜しました。
カバイロシジミ♀ (2008.07.13 北海道広尾郡)12

マクロでも。
カバイロシジミ♀ (2008.07.13 北海道広尾郡)09
ここまでは暇つぶしの撮影でした。こちらでは良くあるシーンです。

いくつかの♀の中で、吸蜜する訳でなく、ナンテンハギを渡り歩く個体が目に付きました。
その後をつけてみると、なんと産卵していました。
カバイロシジミ♀ (2008.07.13 北海道広尾郡)15
これが初めて見るナンテンハギへの産卵でした。
しばらく追い回して観察しましたが、何度も産卵を確認できました。

かつて見たクサフジのない場所でのカバイロは、周りにナンテンハギが有ったのかもしれません。
今ではその場所も変わってしまい、確認は出来ませんが。

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