13年の封印を解いて話したいと思います。封印が良かったのかどうかは今は分かりません。環境の変化でずいぶん変わりましたし。それに私にプライオリティーがあった訳ではありませんでしたし。少々長くなりますが、読みたい方は読んで下さい。
H10-12年、新潟に居りました。その時、ある情報が来ました。チョウアカの卵をある場所で見つけたという情報です。
新潟のチョウアカは皆さんご存じの通りで、放蝶によるものです。全部が放蝶かどうかは不明ですが、基本的には小国町のタイプです。そんな中、今まで聞いたこともない場所から卵が出てきたのです。
当時、仲間4人で色めき立ちました。そして、その周囲を含め調べました。
越冬卵が次々に見つかったのです。これこそ本来の新潟県産に違いないと確信しました。が、現場で出会った方から衝撃的なことを聞かされました。「購入した卵を放していた」と。結局は放蝶だったのです。
そんな最中に、また最初の発見者である彼から、離れたあちらでも見つけたよと情報が入りました。きっと放蝶でしょう、また。そう思った私たち2人はまともには話も聞かなかったのです。彼ともう一人の仲間でそちらの調査をしたようでした。
シーズンが終わった頃、もう一人の仲間から連絡が入ります。飼育した標本を見てほしいと。あり得るはずもないことを言うのです。「見てくれたら分かる」と言うのです。
その標本を見た私たち二人も絶句しました。
これはどういうことか!そして始まりました。4人で調査の再開です。そんな一冬が過ぎ、議論になったのです。これはオープンには出来ない。保護計画を作らないと公開は無理だと思ったのです。
関係機関に働きかけるも主だった動きもなく、うやむやになってしまいました。
そして気がつくと13年が過ぎておりました。今まで話題にならなかったことが不思議でもあります。
神奈川へ移った私は、今の生息状況を知りたいと思い、本当に久しぶりに新潟へ出向いたのです。
当時のできの悪い絵を掲載します。2000.06.11に撮った物です。おや?と思っていただけますか?
チョウセンアカシジミ♀ (2000-06-11 新潟県)

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