広角レンズを用いた飛翔写真は、深度が深いために撮りやすいですし、背景を写せるという利点もあります。
しかし、小さい被写体をそれなりの大きさに写すためには、かなりレンズに寄せないといけません。

昨年までの飛翔写真はレンズから7-8cmの位置にピントを合わせて撮っていました。
チャマダラセセリを撮るとこんな感じになります。矢印の先に蝶は居ますが、どうしても小さくなってしまいます。
チャマダラセセリ♂飛翔 (2008.05.04 北海道河東郡音更町)01

トリミングして下の絵になります。
チャマダラセセリ♂飛翔 (2008.05.04 北海道河東郡音更町)02
背景もそこそこ残せますし悪くないです。個人的にはトリミングに抵抗はありません。

しかし今年は小被写体をそれなりの大きさに写してトリミングなしの絵を作ってみたくなりました。

レンズからの距離を5cmくらいにしてみます。簡単だろうと思っていたのですが、これまでの距離感が容易には抜けないこと、手前に設定すると深度が浅くなりヒット率が下がることなどから、2日間の撮影結果は悲惨なものでした。使えるものが全くないです。
しかも曇天下では更に絞りも浅くなってますます難しい条件でした。

ようやく慣れてきたのか少しは当たるようになりました。
同じチャマを撮ってもずいぶん変わります。以下はトリミングなしの絵です。
チャマダラセセリ♂飛翔 (2011.06.03 北海道中川郡)03

チャマダラセセリ♂飛翔 (2011.06.03 北海道中川郡)04

チャマダラセセリ♂飛翔 (2011.06.04 北海道中川郡)02
背景がぼけるので蝶自体は見やすくなりました。
その分環境はぼやけてしまいます。
一長一短あります。

5cmの距離に慣れてしまうと大型の蝶の時困ります。その設定のままだと画面一杯に蝶が広がります。その都度置きピンの位置を変えると良いのですが、この切り替えが上手に出来ません。
なかなか難しいですね。

注:先の2枚と後の3枚ではレンズの条件が同じではありません。後の3枚はテレプラスがかませてあります。

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