とうとう撮影日がやって来ました。
北海道の冬は長いので、蝶と遊べる日が待ち遠しかったです。
しかし、期待してたお日様は出てくれません。ホテルの窓から眺めるとガスっていました。幸いにも気温は上がる予報なので、どうにかなるだろうと気楽に考えておりました。

ホテルへkimarinさんが迎えに来てくれることになっていますが、初対面で分かるかなと気をもんでいましたが、何のことなかったです。持参した土産の六花亭の袋で直ぐに分かったそうです。
香港の事情が分からない私は、土産を先に渡してしまったのですが、彼とは公共機関を利用して移動することが分かり、荷物になって申し訳なかったです。
彼の職場では香港で自動車運転は禁止されているとのことでした。十分に理解できる道路状況です。

大埔区へ向かいます。初の鉄道に乗り、いろいろ教わっている内に目的駅に到着です。30分も乗っていなかったと思います。
タクシー乗り場へ向かいました。この緑のタクシーに乗ります。
香港新界大埔区MTR大埔墟 (2011.03.20)
香港のタクシーは少々難しくて、決められた地区内しか移動できないものや、他の地区まで乗り入れできるものなどあるようです。緑は新界地区だけです。赤のタクシーが何処でも行けるので無難とのことでした。

この辺が目的地-沙羅洞の入り口付近です。ここでタクシーを降りました。英語不可です。漢字で書いた地名を見せるのが一番分かってもらえるようです。
香港新界大埔区汀角路 (2011.03.20)

ガスのかかった道を歩いていると初物が飛び込んできました。
ヒメウラナミジャノメの仲間です。
久しぶりの撮影で条件設定が悪く、ぶれぶれ写真になってしまいました。
コウラナミジャノメ(Ypthima baldus)という和名が付いているようです。
コウラナミジャノメ(Ypthima baldus)♂ (2011.03.20 香港新界大埔区)01
裏面もどうにかぶれぶれで撮れました。

先へ進みますが、天気がなかなか良くなりません。霧状態になってきました。
当日の天気 (2011.03.20 香港新界大埔区)

そのうちに沙羅洞に着きました。廃村です。
沙羅洞(2011.03.20 香港新界大埔区)02
しかしここの環境は特別保護区で守られているそうです。
村内の出入りは自由でした。

ここではタイワンモンシロが数頭飛んでおりました。対馬では絶滅寸前ですが、ここでは普通種でした。
タイワンモンシロ♀(2011.03.20 香港新界大埔区)02

こんなのが沢山葉上に居りました。
タテハの幼虫ですが毒々しいです。余り触りたくない相手です。
ホソチョウ(Acraea issoria)幼虫(2011.03.20 香港新界大埔区)06

マクロでも撮っておきました。
ホソチョウ(Acraea issoria)幼虫(2011.03.20 香港新界大埔区)03
kimarinさんにホソチョウの幼虫であることを教わりました。

そしてようやく待望のセセリが現れました。同定は容易ではないですが、タイワンキマダラセセリ(Potanthus confucius)の様です。
Potanthus confucius♂ (2011.03.20 香港新界大埔区)02

この蝶を含めほとんどの種で個体数が少なく、貴重な絵になりました。
冬の低温が影響しているそうです。

この廃村を通り越して先へ進みます。
ルリタテハが出てきました。
越冬後で鮮度は悪いのですが、帯の色がすべて青ですね。新鮮個体ならさぞ綺麗でしょう。
ルリタテハ♂ (2011.03.20 香港新界大埔区)01

樹上を飛ぶシジミがおります。かなりの種がいるので私には同定は無理ですが、kimarinさんがイワカワだと教えてくれました。レンズで覗くと確かにイワカワ。惜しいことに片方の尾状突起が少し切れています。それ以外は綺麗な♀ですが。
イワカワシジミ♀ (2011.03.20 香港新界大埔区)01

♂も出てきました。こちらも綺麗な個体でした。残念ながら低いところへは来てくれませんでした。
イワカワシジミ♂ (2011.03.20 香港新界大埔区)02

天気は悪いのですが、適当に蝶が出てきてくれます。
変な蝶がテリを張っていました。初めてのシジミタテハです。
ヒョットコシジミタテハ(Abisara echerius)の和名が付いています。この蝶は普通にいるようです。
ヒョットコシジミタテハ(Abisara echerius)♂ (2011.03.20 香港新界大埔区)02

続く…

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