思いがけず夏休みを取ることが出来ました。
週末は白馬へ行くことを決めていましたので、その前に近場でどこかへ行こうと考えておりました。
そして、再び箱根へ。
ようやく撮ることが出来ました。ミヤマカラスシジミ!なんて言うことない蝶ですが、沢山ある未撮影種でした。
擦れていましたがとりあえず嬉しい出会いです。
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広角でも撮っておきました。
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もう1頭比較的新鮮な個体も吸蜜していたのですが、角度が悪くてこちらを優先して撮りました。
撮っている間に姿を消したのですが、近くで見つけました。
産卵していました。
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もう少し早い時期が良かったのでしょうね。でも居る場所が分かりましたので、来年は綺麗な個体を狙います。
2013.07.28 夏チャマ
北海道では見ることが出来ない夏チャマを見てきました。
遠いですがおそらく確実に見ることが出来るであろう茨城へ行きました。
予報はあまり良くなく、晴れ間は出るものの、夕方には雷雨になっていましたが、その時は蝶友とじっくり呑めば良いと思っておりました。
今年はまだ外れの無い私は、今回も運が付いていたようです。晴れ間が見えており、すぐに発見!
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マクロで。白紋が小さいです。でも究極の黒もいると聞いています。
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これを撮る蝶山人さん。今回もお世話になりました。
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しかしこの後、雲ってガスも掛かり、雷が鳴る始末。近場をうろうろして時間を潰したのですが、なかなか回復しません。撤収かと思い始めた頃、青空が見え始め薄日が差しました。そして強い日差しが戻りました。

1時間ほどいろいろと見ることが出来ました。
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裏面も春型とは違い、色調がぼけた感じですね。メリハリが無いという印象です。
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吸蜜も何度か見たのですが、時間が短い!広角では押さえられませんでした。
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地面すれすれを飛ぶ個体を発見。追いかけていると♀でした。しかも産卵!
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と思ったのですが、擬似産卵でした。この個体、それなりに黒いです。

夏チャマ、天気が良いと体力が持ちません。1時間くらいで限界でした。でも、丁度また曇り始め風が吹き始めたので、下り坂と判断して撤収しました。これは正解でした。ゲリラ豪雨になり、すごい雷でした。

蝶山人さん、今回もありがとうございました。またよろしくお願いします。週末はあそこで!
2013.07.26 オオムラサキ
7/7の話題ですので、少し古いです。

アサマの帰り道にオオムラの舞う樹液へ案内してもらいました。
曇り時々陽が差す程度なので、天気は今ひとつでしたが、ご神木に何頭ものオオムラが来ておりました。
オオムラサキ♂ (山梨県)03

♂は擦れた個体が多かったのですが、割と新鮮な個体もあり紫が綺麗でした。
オオムラサキ♂ (山梨県)22

そろそろ♀の時期だったようで、何頭か見ることが出来ました。
オオムラサキ♀ (山梨県)11

裏面は黄色ですね!
オオムラサキ♀ (山梨県)26

開翅した新鮮なこの♀はやや紫の色を放っておりました。
オオムラサキ♀ (山梨県)08
♀ですが、とっても綺麗でした。

北海道産よりやはり大きなオオムラサキでした。
嫁と出かけた箱根は、別の種が見られたら良いなあと思ったのですが、残念ながら出会えませんでした。どうも相性が悪いようです。

ミドリは沢山居りましたが、撮影には少し難ありでした。踏み込めない環境でした。
時折、近くにやってくる個体をうまく探すしかないです。
♂はちょっと擦れていました。
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♀は綺麗で、O型、B型を見ることが出来ました。
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この♂は綺麗そうでしたが、吸蜜に一生懸命で開いてはくれませんでした。
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少し離れた花には一杯止まっておりましたが、広角撮影は出来ません。
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不完全燃焼の箱根となってしまいました。人も多いですしね。
以前、リングライトを紹介しましたがほったらかしになっておりました。
飛翔用に購入したのですが、最近は初の蝶が多く、飛翔を撮るほど余裕がなかったのが原因です。
その後の経過を掲載します。
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これ、急遽もう一個購入しました。そんなに使えるリングなの?と思われるでしょうね。
実はまだ2回しか使っていないのに、新潟の山中で無くしてしまいました。部分だけの購入は出来ないようなので、悲しいのですが、再購入したものです。

Nikon1V2+Nikkor 10.5mmではオートフォーカスが使えませんので、新たにSigma 10mmを購入しました。
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Nikon1V2に装着します。
R0011952.jpg
ここで問題が発生です。軽量化のためのNikon1V2の導入でしたが、次第に重くなってきました。
そして、このリングを取り付けると、こんな感じです。なんと上手いことに、リングにレンズがかちっとはまり込みました。
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小さいヤマトシジミで簡単なテストを行いました。置きピンの位置が少し遠かったようですが、この程度の大きさで写っております。
DSC_4707.jpg

DSC_4718.jpg
まあまあでしょうか?
今度は少し暗い環境でのテストが必要ですね。
... 続きを読む
週末の遠征が続いたので、今週末はお休みしております。
観光がてら近場はないかと思っていたのですが、箱根は行ったことないねの会話から行くことになりました。
長野と同じで涼しい場所でした。避暑地になるのも分かります。
折角ですから撮影も組み込みました。本当はこれが目的ではないのかと勘ぐられもしますが。
いろいろ撮れたのですが、今日のベストショットは私のザックに止まるミドリシジミでしょうか。撮影者は嫁です。
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この後は観光を楽しみ帰りました。
この蝶も他のモドキと一緒で減少しているそうですね。13年間前の記憶ではそれなりに居たように思います。

そこで、本州に居る訳ですからこれも是非撮っておきたいと思っておりました。
ミヤマモンキ、ミヤマシロが撮り終えたので(私的には)この蝶を撮りたくなり、いつもお世話になっているtheclaさんへ無理を言って移動することにしました。
彼がいつも見るポイントでは1頭がすーっと現れて消えました。本当ならそこで撮影完了のはずでしたが、CFが一杯でシャッターが降りないという失態をやらかしてしまいました。
でもtheclaさんの案内でこれを見つけることが出来ました。綺麗ではないですよ。
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何かの糞にたかる蝶達です。そこに3頭居りました。

静止画像です。
DSC_2802.jpg

あまり多くの広角画像は出せませんが1枚だけ。
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裏面も何とか撮れました。
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吸蜜画像はこれだけです。クローバーに来ました。
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糞に来たぐらいですから、とにかく液が好きみたいです。
theclaさんの体にとにかくまとわりつきました。私は楽々撮りましたが、彼は苦戦しておりました。
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そんな感じで楽しい時間が過ぎていきました。
今回の湯の丸の旅で初めて見ることが出来ました。北海道のエゾシロチョウに近い種ですが、エゾシロとは全く印象が違いました。
エゾシロの翅は硬く、飛翔力もあり、近くを飛ぶときはカサカサ音が聞こえます。
それに比べミヤマシロは翅が柔らかい印象で、飛翔もふわふわとしてゆっくりしていました。

ポイントの入り口付近を飛ぶ複数個体に出会い、撮影開始です。
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その後、メインのポイントへ移動しました。「
天気が曇りのため、飛び回る個体は少なく、植樹付近に静止していることが多かったです。
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植樹の一部は食害で丸坊主になっており、生息数の維持のために間引きが必要と感じました。
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この丸坊主の植樹には、成虫になりきれず餓死した幼虫の姿がありました。
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時折薄日も差して活動してくれる個体も見つかりました。
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天気が良ければ多数の個体を見られるのでしょう。ただ心配なのは来年以降の個体数です。
エソシロも同じなのですが、大発生すると植樹を食いあさり、成長の早い個体だけが成虫になります。残りは皆餓死します。昨年は大発生したと聞くミヤマシロ、間引きしないと来年以降は激減するかもしれません。
今日も暑すぎて外出は危険と判断し、お籠もり状態です。山の上は涼しかったです。

初の挑戦となったミヤマモンキですが、少々の登山は必要と分かっていても、北海道とは暑さが違うのだろうと心配しておりました。その通りで登りは結構暑かったです。
この山に登るのかと、ちょっと辛く感じました。
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このときは薄曇りでしたが、途中から陽が差してきました。

ハアハア言いながら到着すると既に撮影しておられる方も居り、そこに静止していると教えてもらいました。
何ともあっけない初撮影でした。
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気温も上がり始めて、活発に飛び回る個体が多数観察されました。
なんかおかしいと思ったら、交尾でした。
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裏面は♀も黄色く見えるのですね。

広角でも。この画像、少し加工してあります。
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吸蜜植物はいろいろでした。
逆行での絵です。これも悪くないです。表面が透けて見えます。
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フウロウでも吸蜜しておりました。
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私はどうも柵がある場所での撮影には向いていないようです。コマクサ平も同じでしたが、撮った絵がおなじになってしまい、すぐに飽きてしまいます。柵の無い環境での撮影がOKの場所を教えて下さい!
信州へ行ってました。アサマ、ミヤマモンキ、ミヤマシロなど楽しんできました。
いつもお世話になっている方々、ありがとうございます。それから久しぶりにお会いした方々、これからもよろしくお願いします。また、初めてお会いする仲間も居られました。今後ともよろしくお願いします。

吸蜜する→訂正♂。
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2013.07.12 出撃準備終了
明日からまた出かけてきます。天気次第ですが、蝶達と楽しく過ごせるとが出来ると嬉しいです。
2013.07.11 ゴイシシジミ
今回のアサマツアーではアサマ以外にもいろいろ楽しむことが出来ました。
その一つがゴイシシジミです。
天気が悪い中を複数が見つかりました。
名称未設定

ここでも本命はアサマだったのですが、雨が激しくて断念です。
それでも環境を下調べしておこうと歩き回ると、こんなゴイシに遭遇しました。
白紋がデカい!
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これは嬉しい副産物でした。
残念ながら、これ以上の開翅も無く飛び去りました。
2013.07.09 長野のアサマ
実は真性アサマを野外で見たことも無く、大変楽しみにしていたのですが、最初の場所で土砂降りに遭い、そちら方面は無理と判断しての移動でした。私はてっきり山梨と思い込んでいたのですが、GPSのデータから長野と分かりました。
イシダシジミは激減して絶滅が近い状態ですが、本州も安泰ではないようですね。
移動後最初の場所では見ることが出来ず(見たのですがネットインされました。これは発見者がそちらの方ですから仕方ないです)、移動後もだめ、そして最後に数頭を見ることが出来ました。
厳しいですね。場所によっては個体数も多いのでしょうが、少なくとも数年前まではまだ見ることが出来たポイントが今は居ないようなので、やはり少なくなっているのでしょう。
そんな実情もあり、今回は広角映像は公開しません。
擦れていますが、真性アサマも居りました。
アサマシジミ♂ (2013 長野県)02

個体数が少なく、青い個体が多いのか少ないのか分かりませんが、この個体は綺麗ですね!
アサマシジミ♂ (2013 長野県)42
個人的には北海道の淡い青より、この深い青の方が好きですね。

裏面も。
アサマシジミ♂ (2013 長野県)50

今回の遠征でちょっと気になったのは「長野県希少野生動植物保護監視員」なる腕章を付けて採られていた方が居たことです。確かにアサマは対象にはなっていませんが、そのポイントは激減していたようで、希少には変わりないと思いましたが、いかがな物でしょうか?腕章は誤解を生みそうなので、付けていない方がまだ良かったかな。
勘ぐると、いけない場所であの腕章を使い採っているのではと思ってしまいます。
毎回、関係者の方々にはお世話になりっています。
今回も長野を狙いながら雨のため山梨へ変更した(山梨と思い込んでいましたが、長野でした)際に、ご一緒していただいてありがとうございました。
速報ですので、詳しいことは明日以降に掲載します。
思いがけずブルーなアサマが撮れました。
DSC_4358.jpg

京都のキマルリの時から思っていたのですが、1V2の標準ズームレンズである10-30mmは30mmで撮ると絵のようになります。これ、お散歩カメラ+レンズの組み合わせとして使えますね!

13年という期間は大きな変化があっても不思議ではないですね。今回身にしみて分かりました。
楽々調べられるはずの調査が雲行き怪しくなりました。
かつての生息環境が無くなっているのです。13年間封印したことを今公開する理由でもあります。封印だけでは何にもなりませんでした。
ここは間違いないと思った当時の場所は、木が切られて道路になったり、環境は同じなのに邪魔な木と思われたのか切られたりしていました。
沢山の卵が付いていた環境が消失したのです。

このポイントは数年前に切られたのでしょうね。切り株から枝を伸ばしておりました。当然、居りません。
切られたトネリコ (2013-06-30 新潟県)

当時は川の両側にトネリコがあって、そのトネリコの間をチョウアカが飛び交っていました。切り株すら残っておりません。すっかり変わりました。
すっかり変わった環境 (2013-06-30 新潟県)

その他、かつて採卵出来た場所を回ったのですが、田んぼに変わったりしており、面影すら無い場所も多かったです。

環境の変化はここまで惨いのかと思いながら、諦めて帰るつもりでした。副産物で楽しめましたから。
最後に見に行った場所で、当時の環境を再発見し、ちらちらする1頭を見つけました。
それがこの個体です。アカシジミの雰囲気では無いでしょう!
DSC_2256.jpg

同じ個体の移動後の拡大です。裏面の燈紋は黄土色(芥子色)に変わって無くなっています。
DSC_2271.jpg

何故、新潟のチョウアカに拘ったのか、分かっていただけたと思います。色調の違いがあるからです。
皆さんが知っているチョウアカとは色調が違うと思います。
私は個人的にキイロチョウセンアカシジミと思っています。オレンジ色は消えています。
参考までに新潟の他の場所での絵も掲載します。この絵は仲間のK. ITOHさんが今シーズン撮った物です。基本的にはオレンジです。
P6160514.jpg

そして、できが悪い絵ですが1998年に岩手で撮ったチョウアカです。やはりオレンジ色が強いですね。
チョウセンアカシジミ♀ (1998-07-04 岩手県)

表面がよく分かるように、当時の標本写真を掲載します。一目瞭然と思います。
R0011942.jpg

とても面白い個体群です。
このチョウアカはひょっとすると新潟固有の物かもしれません。
今後はどうするのか、どうなるのか分かりませんが、消えゆく運命のような気がします。

あの時からの長年の蝶友であり、今回もお付き合い頂いたO氏に感謝いたします。またよろしくお願いします。
13年の封印を解いて話したいと思います。封印が良かったのかどうかは今は分かりません。環境の変化でずいぶん変わりましたし。それに私にプライオリティーがあった訳ではありませんでしたし。少々長くなりますが、読みたい方は読んで下さい。
H10-12年、新潟に居りました。その時、ある情報が来ました。チョウアカの卵をある場所で見つけたという情報です。
新潟のチョウアカは皆さんご存じの通りで、放蝶によるものです。全部が放蝶かどうかは不明ですが、基本的には小国町のタイプです。そんな中、今まで聞いたこともない場所から卵が出てきたのです。
当時、仲間4人で色めき立ちました。そして、その周囲を含め調べました。
越冬卵が次々に見つかったのです。これこそ本来の新潟県産に違いないと確信しました。が、現場で出会った方から衝撃的なことを聞かされました。「購入した卵を放していた」と。結局は放蝶だったのです。
そんな最中に、また最初の発見者である彼から、離れたあちらでも見つけたよと情報が入りました。きっと放蝶でしょう、また。そう思った私たち2人はまともには話も聞かなかったのです。彼ともう一人の仲間でそちらの調査をしたようでした。
シーズンが終わった頃、もう一人の仲間から連絡が入ります。飼育した標本を見てほしいと。あり得るはずもないことを言うのです。「見てくれたら分かる」と言うのです。
その標本を見た私たち二人も絶句しました。
これはどういうことか!そして始まりました。4人で調査の再開です。そんな一冬が過ぎ、議論になったのです。これはオープンには出来ない。保護計画を作らないと公開は無理だと思ったのです。
関係機関に働きかけるも主だった動きもなく、うやむやになってしまいました。
そして気がつくと13年が過ぎておりました。今まで話題にならなかったことが不思議でもあります。
神奈川へ移った私は、今の生息状況を知りたいと思い、本当に久しぶりに新潟へ出向いたのです。
当時のできの悪い絵を掲載します。2000.06.11に撮った物です。おや?と思っていただけますか?
チョウセンアカシジミ♀ (2000-06-11 新潟県)
2013.07.02 クロシジミ
キマリンの翌日、本命の蝶がなかなか見つからずに、13年の年月は環境をこんなに変えてしまうのかと、落胆してしまいました。そんな時、O氏が「クロシジミでも見ますか?」なんて提案をしてくれて見に行くことになりました。やや早めの印象だとのことでした。
着くといきなり♀が出現。
DSC_2226.jpg
しかし愛想なくすぐに行ってしまいました。

その後、♂はそこそこ現れて楽しめました。
まずはアザミで吸蜜です。
DSC_2236.jpg

広角で。
DSC_4301.jpg

開翅も披露してくれました。完品の♂です。
DSC_4312.jpg

白めの個体も居りました。
DSC_2252.jpg

しばし本命の蝶を忘れて楽しめました。今回はおまけの蝶がメインになりそうな、いやな予感がしておりましたが…