カラフトより山地性で、混生地では後に出てくる蝶ですが、カラフトが少なくなっている一方で、この蝶は沢山飛んでいます。
カラフトも最近復活傾向はあります。
山手の蝶ですから発生も遅めですが、私的には6月のホソバを初めて撮りました。
上士幌と足寄の絵です。6/25。
ホソバヒョウモン♂ (2011.06.25 北海道河東郡)02
こちらは上士幌。カラフトとの混生地ですが、カラフトを見ることは出来ませんでした。
例年の様子から6月末でも十分飛んでいると予想していましたが、遅れ気味なのか数も少なかったです。

それで、標高を下げて別のポイントへ行ってみました。
実は写真仲間にカラフト撮ってもらおうと、カラフトのポイントへ行ったのですが、混生地であることを知りました。
カラフトとともにホソバが飛んでおりました。
ホソバヒョウモン♂ (2011.06.25 北海道足寄郡)07

ホソバヒョウモン♂ (2011.06.25 北海道足寄郡)09

これから7月中旬頃まで沢山のホソバが飛ぶことでしょう。
6/25の上士幌の林道で見つけた幼虫です。それなりの数が見つかり、ふきの葉に静止しておりました。
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一見してタテハの幼虫で、印象としてはヒョウモンのどれかだと思います。
前胸の突起が長いのでミドリヒョウモンかメスグロヒョウモンだと思いますが、ミドリにしては背線が褐色でなく白いですし、メスグロにしては黒っぽくなく明るすぎると思います。どちらかに決めろと言われるとミドリヒョウモンにしてしまいますが、正直誰なのか分かりません。
この御仁、どなたでしょうか?
ご教示ください!
2年ぶりに札幌のリンゴを覗いてみました。
個体数はそれなりに居ましたが、ほとんどが射程距離外。きつかったです。
天気が悪い方が撮り易いと分かりました。

証拠ばかりの♂。この後すぐに体を斜めに倒して被写体にもなりませんでした。
DSC_2974_20110626171513.jpg

♀ですが、♀も陽を浴びるために体を倒すようです。
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初めて知りました。

今回は広角は撮れませんでした。どちらとも逃げられてしまいました。
リンゴはやっぱり難しい!
福井のS氏に続きFanseabさんが大雪へ来られました。
本当なら明日ご一緒の予定でしたが、どうも今日は天候が今一つで、明日は最高のようでしたので、急遽、本日林道を探索して、明日は登ってもらうことにしました。
楽勝で林道を終了して、ついでに探索までしてしまおうと考えていたのですが、林道は予想外に季節が進んで居らず、正直焦りました。もう1ヶ所でどうにか予定のものを一通り撮ってもらえたので一安心です。
明日はがんばってもらいましょう。

怪しげなディフューザを付けてシロオビヒメに興じるFanseabさんです。
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シロオビヒメでこれだけ喜んで頂ける方も珍しいです。

詳しいことは後日掲載します。

それから、cactussさんも来られているようですが、残念ながら今回はお目にかかれていません。
2011.06.23 ヒメウスバ
この蝶も毎年撮っているのですが、一度は押さえておこうかなと思う蝶です。
そこで個体数が多い忠類のポイントを覗いてみました。6/18です。
すると姿が見えません。出ていない訳ないと思い、じっくり探すと居りました。
ほとんどの個体がチシマフウロで吸蜜していたので、飛び回る個体が見えなかったのですね。
ヒメウスバシロチョウ♂ (2011.06.18 北海道中川郡)14

ヒメウスバシロチョウ♂ (2011.06.18 北海道中川郡)33

エゾフウロが大好きなようで吸蜜個体ばかりです。
ヒメウスバシロチョウ♂ (2011.06.18 北海道中川郡)09

ヒメウスバシロチョウ♂ (2011.06.18 北海道中川郡)08

おかげさまで静止画像は沢山撮れるのですが、飛翔を狙うチャンスが少なかったです。そんな中で幾つか掲載します。
ヒメウスバシロチョウ♂飛翔 (2011.06.18 北海道中川郡)22

ヒメウスバシロチョウ♂飛翔 (2011.06.18 北海道中川郡)24

ヒメウスバシロチョウ♂飛翔 (2011.06.18 北海道中川郡)26

飛翔個体を追いかけ回していたら、突然正面から飛んできて首筋あたりに止まった様に思いました。まさかと思って汗ふきタオルをゆっくり伸ばしてみると、何と吸水しておりました。今シーズン初の♀です。
ヒメウスバシロチョウ♀ (2011.06.18 北海道中川郡)01

この日もかなり汗をかいていましたから、たっぷりの塩分を含んでいたと思います。
それにしてもヒメウスバも吸水するのですね。
2年前にはウスバ♂の吸水を一度だけ見ましたが、今度はヒメウスバ♀です。頻度は多くはなさそうですが。
今年は6月の初めからカラフトヒョウモンとの出会いがありました。
飛翔も置きピン位置を短くしたり、いろいろ撮ってみましたので、掲載してみます。
6/11までの絵です。

吸蜜している傍に静止した個体。仲良く収まってくれました。
カラフトヒョウモン♂25

同じようなシーンを見つけたので近づいていると、静止していた個体が不意にこちらへ飛んできました。
カラフトヒョウモン♂飛翔06

飛翔3枚です。
カラフトヒョウモン♂飛翔07

カラフトヒョウモン♂飛翔13

カラフトヒョウモン♂飛翔32

追飛する個体です。ピントは甘いですが、雰囲気は分かると思います。
カラフトヒョウモン♂飛翔10

求愛する♂に愛想のない♀です。
カラフトヒョウモン♂♀02
予定通りに振られました。

カラフトヒョウモンの面白いポイントがあるので、こんなシーンが撮れたと思います。
ミヤマカラスアゲハはタンポポでの吸蜜の時は、開翅してしばらくじっとしてくれることが多いのですが、ツツジの花の時はせわしく飛び回るだけで、全く静止してくれません。
それならと飛翔スタイルでツツジの花での吸蜜を撮ってみました。
同じ個体を連続で掲示します。6/11のものです。
それなりに美しい!
ミヤマカラスアゲハ♂飛翔 (2011.06.11 北海道足寄郡)07

ミヤマカラスアゲハ♂飛翔 (2011.06.11 北海道足寄郡)08

ミヤマカラスアゲハ♂飛翔 (2011.06.11 北海道足寄郡)09

ミヤマカラスアゲハ♂飛翔 (2011.06.11 北海道足寄郡)10

ミヤマカラスアゲハ♂飛翔 (2011.06.11 北海道足寄郡)11

ミヤマカラスアゲハ♂飛翔 (2011.06.11 北海道足寄郡)12
広角レンズを用いた飛翔写真は、深度が深いために撮りやすいですし、背景を写せるという利点もあります。
しかし、小さい被写体をそれなりの大きさに写すためには、かなりレンズに寄せないといけません。

昨年までの飛翔写真はレンズから7-8cmの位置にピントを合わせて撮っていました。
チャマダラセセリを撮るとこんな感じになります。矢印の先に蝶は居ますが、どうしても小さくなってしまいます。
チャマダラセセリ♂飛翔 (2008.05.04 北海道河東郡音更町)01

トリミングして下の絵になります。
チャマダラセセリ♂飛翔 (2008.05.04 北海道河東郡音更町)02
背景もそこそこ残せますし悪くないです。個人的にはトリミングに抵抗はありません。

しかし今年は小被写体をそれなりの大きさに写してトリミングなしの絵を作ってみたくなりました。

レンズからの距離を5cmくらいにしてみます。簡単だろうと思っていたのですが、これまでの距離感が容易には抜けないこと、手前に設定すると深度が浅くなりヒット率が下がることなどから、2日間の撮影結果は悲惨なものでした。使えるものが全くないです。
しかも曇天下では更に絞りも浅くなってますます難しい条件でした。

ようやく慣れてきたのか少しは当たるようになりました。
同じチャマを撮ってもずいぶん変わります。以下はトリミングなしの絵です。
チャマダラセセリ♂飛翔 (2011.06.03 北海道中川郡)03

チャマダラセセリ♂飛翔 (2011.06.03 北海道中川郡)04

チャマダラセセリ♂飛翔 (2011.06.04 北海道中川郡)02
背景がぼけるので蝶自体は見やすくなりました。
その分環境はぼやけてしまいます。
一長一短あります。

5cmの距離に慣れてしまうと大型の蝶の時困ります。その設定のままだと画面一杯に蝶が広がります。その都度置きピンの位置を変えると良いのですが、この切り替えが上手に出来ません。
なかなか難しいですね。

注:先の2枚と後の3枚ではレンズの条件が同じではありません。後の3枚はテレプラスがかませてあります。
先週、カラフトヒョウモンについては書きました。この蝶も初夏の蝶だと思います。

今週に入って、続々と出はじめました。いよいよ十勝の夏の始まりです。これから1ヶ月がシーズンの最盛期でしょう。
それでは紹介します。

音更のフタスジチョウです。
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個人的にはこれまでの初見が6/15なので6/11は記録更新となりました。種によっては遅れていないようです。

これは証拠写真程度のヒメウスバです。幕別町。
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正直に言うと、一寸惜しかったという一枚。

音更のギンイチモンジセセリです。既に♀が出ていました。
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北海道ではこの蝶は初夏の蝶です。年1化。

幕別のギンボシです。この蝶が出はじめると余り嬉しくないのですが、初夏の蝶です。
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これまでの私の初見記録は6/18だったので、6/11は新記録になりました。

最後にカラタカ。やっぱり綺麗です!
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これからもどんどん出てきます。そして駆け足のように短い夏が終わります。
2011.06.08 チャマの白紋
面白い白紋のチャマが居りましたので紹介します。

北海道のチャマは一般には白紋が発達したタイプになります。
写真の様な♂がそうです。
チャマダラセセリ♂ (2011.05.28 北海道足寄郡)01

ところが先日変わった感じの個体を見つけました。
この♂、前翅の白紋は上の♂より発達しているのに、後翅の白紋は1個しか目立ちません。他の紋はうっすらと残るだけです。
チャマダラセセリ♂ (2011.06.05 北海道中川郡)

偶然見つけた個体なので、他にも居るのかどうか分かりません。個人的には初めて見るように思います。
週末が2日とも晴れるとは、本当に嬉しいです。
待機な私ですが、携帯圏内でそんなに時間がかからずに戻れる場所なら、出掛けることが可能です。
今日も昨日と同じカラフトのポイントへ行ってきました。正味2時間ですけどね。
1日しか経っていないのですが、個体数が倍になったようです。

青空の下、静止するカラフトヒョウモン。良い環境です。
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今日はキジムシロでの吸蜜は見られませんでしたが、タンポポでは時折吸蜜していました。
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銀色の縁取りがとっても好きです。

休憩する♂です。
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♀を1頭見つけました。既に産卵を始めています。
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ここでのピークは来週と思います。もっと多くの個体が飛び回り、カラフトの楽園になっていることでしょう。
gakuさんから連絡があり、「週末はアポイに行くけど、土曜は十勝の方が天気が良いので、そちらへ行く」とのこと。
それならと待ち合わせしていつものポイント廻ったりしました。
南へ進路を変更して、今年見つけたチャマポイントへ行ってみると、1週間前とはずいぶん変わって、チャマはすれすれ状態でした。
それならもしかしてあのポイントはどうなっているか覗いてみることに。
正解でした!
数は多くは無いですが、こいつが飛び回っていました。
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個体数がまだ多くないためか、非常に敏感です。すぐに飛ばれます。
カラフトヒョウモンの証明として裏面を。
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この蝶、キジムシロでも吸蜜するのですね。初めて見ました。
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吸蜜時間は短いです!すぐに飛びます。

キジムシロがあると言うことは、この蝶も居りました。
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しかもかなりの数。

昨年はもう一週間後に訪れています。チャマは1頭見たのみでしたが、今日は多かったです。
チャマとカラフトヒョウモンがかぶるとは不思議な場所です。

カラフトはこれからが本番ですから楽しめますね。
北海道の夏が始まりです。

今日は幸いにも呼び出しはありませんでした。ラッキーです。
変なものですね。
あれほど大変と感じた同僚の病休。
自分のペースで仕事し始めると、だんだん体が慣れてきたのか余裕がでてきました。勿論、長期的には頑張りがきかないと思いますが、何となく仕事こなしています。
週末がいつも天候不良なので、今日の午後、思い切って半日休暇を取ってしまいました。午前中は地獄でしたよ。

2週間ぶりに定点観察をしました。
今日の絵はすべてノートリミング。気合いが入っていたからでしょう。飛翔もそれなりに納得できるものでした。
今日は時間の流れで掲載します。

チャマ、元気に飛んでいました。低空飛行の個体です。ポイントに到着後一番の個体です。
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アカマダラ、多いです。昨年第3化が多かったためでしょう。♂のテリ張りを避けるように♀が静止して居ました。綺麗です!
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エゾヒメシロも少ないですが飛んでいました。この♀は産卵場所を探して飛んでいたので、撮りやすい個体でした。
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青いツバメの♀です。新鮮だったら文句もなかったのですが、一寸残念!それでも青いですよ。
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再びチャマの飛翔に戻ります。どうでしょう?
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もう一つ。一寸置きピンの位置とずれています。
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最後はシロオビヒメです。やはり出ていました。既に後翅が破れています。
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キジムシロでの吸蜜は初めて見ました。タンポポもあるのですが、キジムシロを渡り歩いていました。
この蝶が出るといよいよ初夏です。
遂に夏が来た!
GPS
GPSを導入してからは、撮影場所が正確に分かるようになりました。地図上に表示されるからですが、実はその地点名を正確に私が読み取っていたかどうかが問題になりました。

普段使っている地図を表示させるソフトは「カシミール3D」というものです。国土地理院の「ウオッちず」を読み込んで1/12500で表示できます。
カシミール
見たら分かると思いますが、細い道と町村の境界線が非常に見づらいですし何処が境界なのかもはっきりしません。これを感覚的に使っていたのだから間違いも起こりやすいです。
GPSデータ付きの写真を放り込むと、撮影ポイントが直ぐに分かること、GPSとのデータのやりとりができることで重宝しています。

「Google MapやEarth」も使ってみるのですが、絵のように境界線が不明です。
google map

年を取ると頭が固くなって、他に良い地図ソフトがあっても何時ものソフトで終わらせてしまいます。
今回偶然に「Mapion」というサイトを開いてみました。
そして十勝が丘を見てみると、この絵のように境界が一目瞭然です。
mapion map

ここのテレビ塔周辺は池田町だったとは思いもしませんでした。
私の記録は音更町十勝が丘になっています。十勝が丘の名称をその辺の地名と考えるとおかしくはないですが、正確ではないですね。

「Mapion」は良いことばかりでなくて、GPSデータの表示が出来ませんので、他のソフトで位置を正確に確認して、「Mapion」と比べる作業が必要になります。
それでもこれまでよりは地名が正確に分かります。

ちなみに幾つかのポイントを調べてみると、いい加減な地名で記録しているものがいくつも見つかりました。
これまでのデータを書き直すのは大変なので、何時の時点か正誤表を作らねばならないようです。