初夏をイメージさせる草原の蝶というと、私はこのギンボシヒョウモンを思い浮かべます。
ギンボシヒョウモン♂ (2010.06.26 北海道)03

九州にいた頃なら、ウラギンヒョウモンかオオウラギンヒョウモンでしょうか。
低産地ならカラフトヒョウモンと入れ替わって出てきます。
カラフトヒョウモンは優しい感じの飛翔ですが、ギンボシは非常に力強い飛翔で、その頃の季節もちょっと進んで初夏の陽射しが皮膚に刺さるようです。
すぐにやってくる短い真夏を予告する蝶に思えます。
ある草原でおびただしい数のギンボシを見ました。あまりの数に唖然としましたが、その飛び回る姿を追いかけずにはおれませんでした。
しばしギンボシと追いかけっこでした。
ギンボシヒョウモン♂飛翔 (2010.06.18 北海道)04

ギンボシヒョウモン♂飛翔 (2010.06.26 北海道)08

ギンボシヒョウモン♂飛翔 (2010.06.26 北海道)10

最近、何度か書きましたが、季節が一気に進んできて、例年通りに近づいております。
先週土曜は音更のフタスジの様子を覗いてみました。♂が多くて♀がわずかという♂の最盛期でした。
♂は盛んに探索飛翔を繰り返しています。
羽化直後の♂、♀を撮影できました。
こちらは♂の裏面。
フタスジチョウ♂ (2010.06.26 北海道河東郡)01

マクロで別個体です。
フタスジチョウ♂ (2010.06.26 北海道河東郡)07

次は♀です。北海道産、広い白帯が強烈です。
フタスジチョウ♀ (2010.06.26 北海道河東郡)11

しかし暑すぎる日はだめですね。蝶も陰ばかりを飛んで撮影は容易でなかったです。
フタスジチョウ♂飛翔 (2010.06.26 北海道河東郡)08
上手いこと青空が入りましたが、こんなチャンスは少なかったです。

フタスジチョウ♂飛翔 (2010.06.26 北海道河東郡)10
ほとんどがこんな感じになってしまいました。

翌日もある方を案内してここを再訪しましたが、日が陰って自在に空間を飛んでおりました。飛翔はこの日の方が撮りやすかったです。
2010.06.27 飛翔再び
今日はある方とヒメウスバなどの撮影に出かけておりました。
IMG_4555.jpg

昨日ほどは陽射しも強くなく、気温も上がらなかったので、過ごしやすかったですが、やっぱり暑いことに変わりありません。ひどく汗をかいてしまいました。

いろいろな蝶の飛翔を撮れましたが、やっぱりこの種から掲載です。
300_7989_20100627172448.jpg

300_8015.jpg
大好きな人工物も入れて撮れました。

低地では一通り発生したので、今後は山手が面白そうです。
ちなみに低地でホソバヒョウモン初見です。
前からここに居ったのか分かりません。この時期に調べたこともなかったのです。
今日は暑すぎます。35℃!これは北海道の夏ではありませんね。
朝の内は蝶たちも飛び回っておりましたが、その内影を飛ぶようになり、私が余りの暑さに引き上げてしまいました。
明日も暑いそうです。

先週から見てはいたカバイロですが、どうにか撮れました。
しかし8時前から盛んに飛び回るだけでチャンスが少なかったです。
ようやく止まってくれたと思ったら汚染した♂でした。結構前から出ていたのでしょうね。
300_7451.jpg

仕方がないので飛翔で納めようとするのですが、この蝶、飛翔ルートが読めません。まっすぐは飛んでくれないし、すぐに方向変えるし。
ようやく撮れた1枚でした。
300_7501.jpg

気温も高くて走り回るのも限界で、もう止めようと思ったら、吸蜜に来てくれました。
ナンテンハギでの吸蜜です。
IMG_4549.jpg
周囲を見渡すと意外にナンテンハギがあります。まさかと思いますが、あれが居るかもしれません。注意はしておこうと思います。

しばらくすると別個体がクサフジでも吸蜜してくれました。
DX_5152.jpg

さすがに今日はもうダメです。明日に備えて撤退です。
今シーズンはイメージ通りの飛翔が撮れつつあります。
いろいろ試している最中です。
シロオビヒメも撮ってみました。
シロオビヒメヒカゲ♂飛翔 (2010.06.06 北海道)02

シロオビヒメヒカゲ♂飛翔 (2010.06.12 北海道)03

シロオビヒメヒカゲ♂飛翔 (2010.06.12 北海道)06


すっかり初夏の気温になった十勝ですが、北海道を代表する蝶の一つであるヒメウスバが各地で飛んでいます。
ウスバと同じで何処にでも居るわけではないですが、ポイントでは個体数が割と多いです。
人の気配に敏感ですが、ゆっくりと飛ぶことが多いので飛翔撮影向きです。
また遊んでみました。撮影場所は十勝地方3カ所です。

一枚だけ吸蜜画像です。クローバーでの吸蜜ですが、ウスバも時々この花で吸蜜しますね。確か新潟での写真があったように思います。
ヒメウスバシロチョウ♂ (2010.06.18 北海道)03

置きピンの位置をこれまでよりレンズ寄りに設定しているので、決まると大きく写りますね。すべてトリミングなしで掲載します。
ヒメウスバシロチョウ♂飛翔 (2010.06.18 北海道)01

ヒメウスバシロチョウ♂飛翔 (2010.06.18 北海道)04

ヒメウスバシロチョウ♂飛翔 (2010.06.18 北海道)06

ヒメウスバシロチョウ♂飛翔 (2010.06.18 北海道)09

おそらくヒメウスバと遊ぶのはまた来年です。
1週間前に見つけた十勝南部のカラフトヒョウモンのポイントへ再度行ってきました。
先週がピークだったと思われるので、今回はすでに遅いと思っていましたが、産卵など観察したかったので再訪となりました。
予想通りに♂はスレスレ状態で、♀も擦れたり破損したりしておりました。
カラフトの♀、後翅外縁の白紋が発達した個体はとっても好きです。
もう少し鮮度が良ければ文句なしですが。
カラフトヒョウモン♀ (2010.06.18 北海道)04

この飛翔写真はピンぼけでぶれぶれですが、あえて保存しているのは白紋が気に入っているからです。
カラフトヒョウモン♀飛翔 (2010.06.18 北海道)02

本題の産卵シーンですが。9回ほど観察できました。
この絵は食草のすぐ脇の植物裏面に産卵しようと腹部を曲げているところです。
カラフトヒョウモン♀産卵 (2010.06.18 北海道)02

実際には9回のうち7回までが食草裏面に直接産卵しており、食草以外にはあまり産まない印象でした。
絵はミヤマスミレの卵です。
カラフトヒョウモン卵 (2010.06.18 北海道)01

食草はミヤマスミレと判断しましたが、誤同定でしたら教えてください。
ミヤマスミレ (2010.06.18 北海道)01

このポイントは伐採地で、まだ伐採後間もないと思われるために、地面が直接覗ける状態でした。時間の経過と伴に草が茂り出すと、もしかすると産卵部位が食草以外に多くなるのかもしれません。一度の観察では何とも言えません。
2010.06.20 リンクの追加
久しぶりにリンクの追加です。

(1)以前から撮影でご一緒したりしていたkaratakaさんのブログ「昆虫が好き!北海道!」です。
彼は飛翔にこだわっているようで、さすがに若いだけあって、走り回っています。同じ運動量は私には難しいです。
karataka.jpg

(2)北海道帯広の環境系まちづくり団体のnokenさんのブログ「「エゾリスの会」非公式ブログ」です。
帯広で観察会を行ったりされています。恥ずかしながら知りませんでした。今度、蝶の観察会に参加してみたいと思っております。
ezorisu.jpg
中札内村のある観光地。ツツジが満開のはずで、ミヤマカラス、カラス、そして目当てのオナガアゲハが群れ飛んでいるはずでした。
ところが、花良い感じなのに、蝶たちが極めて少ないです。
オナガは見ることが出来たものの、撮影は出来ず。本当に縁がないです。
ミヤマカラスは綺麗ですし(特に北海道産は)好きですが、青の強い個体など捜して撮るほどの数が居りませんでした。
一応、♂♀押さえましたが、何となく不完全燃焼です。

2個体とも恐らく車にはねられて軽い脳しんとう状態だったと思います。鈍感でしたが、触ろうとすると飛んでいきました。こちらは♂。
IMG_4519.jpg

そして♀。
IMG_4514.jpg

オナガ、撮りたかったです。
今週は余裕があったので、同僚に頼んで今日をお休みにしました。
見られる内に見ておかないと、チャンスはなかなか来ない!
この言葉通りにカラフトのポイント観察に走りました。

その途中、ふわふわと白い蝶が沢山舞っています。ヒメウスバか?それにしては数が多すぎると思ったら、エゾシロチョウでした。ついに出て来たようです。今年の初見です。
よく観察すると集団吸水が見つかりました。しかもこんな場所で。
IMG_4502.jpg
これくらいの集団を見るのはここ5年間では初めてかもしれません。

マクロでも。
DX_5082.jpg

調子に乗って飛翔にも挑戦しましたが、相手に不満がある訳ではないですが、今一つ気合いが入らずにダメダメでした。
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いよいよ夏ですね。どうやら完全に例年通りになったようです。
今日もとっても暑くて28℃はあったのではと思います。
明日はミヤマカラスの飛翔でも撮りたいです。
この蝶も毎年見るし、特に変化に富んだ蝶でもないのですが、やはり北海道の特産種と言うことで、ついつい追いかけて撮ってしまいます。
先日の日曜はまだまだ発生の初期だったようで、ここで見たのはこの1頭だけです。この1頭が広い発生地内を飛び回っているので、なかなか撮影チャンスがやってきません。
しかも、少し大型の蝶なので置きピンの位置をレンズから少し遠くに設定しました。
折角小型の蝶の設定に慣れていたのに、また変えたものだからゴミの山を作ってしまいました。

そんな中からいくつか掲載します。
オーソドックスに静止画像です。ようやく吸蜜に来てくれました。
ヒメウスバシロチョウ♂ (2010.06.13 北海道)03

それ以外は飛翔です。発生環境の雰囲気もよく出ていると思います。
ヒメウスバシロチョウ♂飛翔 (2010.06.13 北海道)10

ヒメウスバシロチョウ♂飛翔 (2010.06.13 北海道)09

ヒメウスバシロチョウ♂飛翔 (2010.06.13 北海道)08

優雅に飛ぶのですが、私の気配に敏感でした。すぐに飛行コースを変更してくれました。
今週末は個体数が多くなっていると思いますので、もっと撮影は楽かもしれません。
先日の日曜はカラフトヒョウモンを見つけるまでは、カラタカと遊んでいた。
ミヤマカラスに振られたので、最低でもカラタカの飛翔を撮っておきたかった。
カラタカの発生は音更でも確認できていたので、南でも外すことは無いだろうと移動すると、予想通り飛んでいた。
チシマフウロウでの吸蜜が絵になる。
カラフトタカネキマダラセセリ♂ (2010.06.13 北海道)05

マクロで。
カラフトタカネキマダラセセリ♂ (2010.06.13 北海道)08

個体数は多くなかったのだが、偶然に同じ葉で静止。なかなかいい感じ。
カラフトタカネキマダラセセリ♂ (2010.06.13 北海道)12

カラフトタカネキマダラセセリ♂ (2010.06.13 北海道)14

テリを張る♂を追いかけていたら、♀に遭遇した。もう♀も出ているとは、やはり季節は例年通りの発生に追いついたようだ。
カラフトタカネキマダラセセリ♀ (2010.06.13 北海道)03

さて、肝心の飛翔だが、個体数が少なくなかなかチャンスがなかったが、一回の連射で上手いこと表も裏も入ってくれた。ラッキーだった。ノートリミングで掲載。
カラフトタカネキマダラセセリ♂飛翔 (2010.06.13 北海道)04

カラフトタカネキマダラセセリ♂飛翔 (2010.06.13 北海道)05

カラフトタカネキマダラセセリ♂飛翔 (2010.06.13 北海道)06

毎回思うが、飛翔は博打。帰宅後大きなモニターで調べないと結果が分からない。
後の楽しみという考え方もできるが、その場ではっきりすると、もっと頑張りようもあるのかもしれない。
昨日書いたように、カラフトヒョウモンはひたすら飛び回るだけで、吸蜜の雰囲気もまったくありません。
仕方なく♀を探す♂を追いかけて飛翔を撮っていました。
カラフトヒョウモン♂飛翔 (2010.06.13 北海道)03
低く飛び回り続けます。
カラフトヒョウモン♂飛翔 (2010.06.13 北海道)07
負けじと追いかけては連射です。

そうこうしている内にあの交尾個体に行き着きました。別の♂が絡んだ瞬間を見ていました。
ゆっくり撮れたので余裕が出たのか、後は気楽に飛翔に専念しました。

その内に2頭の♂が絡んで、目の前だったのですが、惜しい!これがも少し真ん中よりだったら。
カラフトヒョウモン♂飛翔 (2010.06.13 北海道)09
その続きです。1頭の♂は慌てて反転。
カラフトヒョウモン♂飛翔 (2010.06.13 北海道)10

でもこんな絵が一番飛んでいる♂を表しているのでしょうね。環境も最高です!
カラフトヒョウモン♂飛翔 (2010.06.13 北海道)16

ここでの時間は短かったのですが、なかなか濃い時間でした。

十勝は端境期でしょうか、昨日の近郊の様子ではこれといって蝶が居りませんでした。
それなら時期が遅れがちな北か南ですが、北の方も何もいないと連絡がありましたので、南しか選択が残っておりませんでした。

何も考えずにピョウタンへ向かいます。ツツジが咲いているかもと思ったのですが、とんでもない誤算。本当に咲き始めで、ミヤマカラスもちらほらするだけ。
完全に目標を失いました。
それならダメ元で以前から調べてみたいと思っていたポイントへ走ります。
一人では行きたくなかったのですが、これも運。熊避けの鈴を下げて林道を歩いてみました。チャマが居るはずと予測した場所です。
でも雰囲気がちょっと違っておりました。今日は惨敗と思いながら、その先のピークまで歩いてみることにしました。
すると目の前をオレンジのタテハが横切ります。
これはカラフトヒョウモンでしかあり得ません。
ピークから見下ろした斜面には視野の中にオレンジのタテハが数頭入っておりました。
ひたすら飛び回る♂たち。
撮りようがないのですが、ついに見つけました。初めての撮影です。
DX_5049.jpg
交尾個体です。ひょっとして、生態写真としては記録なかったりして。

意外と敏感ですぐに飛んでしまいましたが、遠くではありません。
撮り直しです。
IMG_4480.jpg

見渡すと結構な個体数が飛んでおりました。楽園ですね。
昼過ぎだったので、長居せずに撤退です。
途中でこの方も姿を見せました。
DX_5065.jpg
案外楽しめそうな場所ですね。チャマはこの1頭だけでしたが、時期が遅すぎるのでしょう。
来年が楽しみです。

今年は偶然に面白い場所に当たります。どんどん捜すべきかもしれません。憑いていそうですから。
2010.06.12 蝶が少ない?
今日は音更の林道を下見です。
そろそろいろいろ出てくるはずですが、蝶の数が少ないですね。暑いからですかね?
それでもヒメウスバ初見です。1頭でした。証拠写真だけ。
300_6053.jpg
この蝶はこれからでしょう。

その他、シロオビヒメくらいでした。

帰ろうかと思ったらカラタカ発見。音更では初見です。
DX_5010.jpg
元々ここでは少ないので、今後も個体数は期待できません。

移動しようと車へ戻る途中でまた珍しい物に出会いました。
頭から虫除けネットかぶったヒグ爺さんでした。
「何処に行ったらいいの?」と聞かれましたが、私も知りたいですね。ちょっと時期が悪いか?

その後、ついでに例のポイントも見てきました。
そしたらやっぱり蝶が少ない!何で?
カラフトヒョウモンがそこそこ飛んでいると期待していたのですが、まったく見ず!
一番多かったのは生き残りのチャマでした。

明日はどうしよう?
2010.06.11 チャマの飛翔
カシオのパスト連射で遊んだりしていたのですが、やっぱり思い一眼を振り回して撮る絵の方が好みのようです。
5月末から再び飛翔を撮っています。しかもこれまでのフォーカスポイントをもっと近づけてみました。
感覚が違うのでダメ写真の連続でしたが、ちょっと新しい距離に慣れてきたようです。
もうシーズンが終わりそうなチャマを掲載します。チャンスが無くなりそうですから。
ノートリミングの4枚です。
低く飛翔するチャマの様子が上手く撮れたと思いますが、いかがでしょうか?
チャマダラセセリ飛翔 (2010.06.06 北海道)01

チャマダラセセリ飛翔 (2010.06.06 北海道)02

チャマダラセセリ飛翔 (2010.06.06 北海道)04

チャマダラセセリ飛翔 (2010.06.06 北海道)06
アカマダラがテリを張っているところに、クジャクが飛んできました。アカマダラがスクランブルしてきたので、クジャクは傍に静止。
しかしアカマダラは諦めません。静止したクジャクに何度か接近して威嚇します。
その様子を連射した物です。
アカマダラ♂飛翔とクジャク (2010.06.05 北海道)02

アカマダラ♂飛翔とクジャク (2010.06.05 北海道)05

アカマダラ♂飛翔とクジャク (2010.06.05 北海道)06

さすがにクジャクも嫌がって飛び立ちました。
アカマダラ♂飛翔とクジャク (2010.06.05 北海道)08

アカマダラ♂飛翔とクジャク (2010.06.05 北海道)09

観察していると虫たちは面白い物です。
本当に飽きが来ないですね。
ツバメシジミが青いのは当たり前と言われそうですが、ここで紹介したいのは青い♀です。毎年掲載するので、すでに皆さんはご存じでしょう。
本州でも春型の♀は青くなりますが、北海道ほどにはならないようです。
毎年みる蝶ですが、撮っておかなくては落ち着かない蝶のひとつです。それに以外と♀を探すのは容易でありません。どこにでもいますが、数多くいるわけでありませんし、その中から特に青い個体を探すわけです。

最初に出会った♀は止まらず飛翔で確信しましたが、青さはちょっとだけでした。
ツバメシジミ♀飛翔 (2010.06.05 北海道)

次の個体はそこそこ青い!
ツバメシジミ♀ (2010.06.05 北海道)01

だんだん欲が出てきて、もっと青いのはいないか探しましたが、この個体がせいぜいでした。
ツバメシジミ♀ (2010.06.06 北海道)01

河川敷をまじめに探したらもっと青いのが見つかりそうですが、ついでですから仕方ないですね。次の機会にまた気をつけてみましょう。たぶん、またついでになりますが。
news015.jpg

北海道新聞から転載です。
ニュースでも何度か流れたと思いますから、道内の方はよく知っていると思います。
この場所は山奥でも何でもないですね。人里の直ぐそばです。
この時期の雌熊は子を連れていることが多いので、恐いですね。
ひとりで歩くときは最低でも鈴を下げるようにしていますが、なるべくなら単独では動きたくないです。

道外からの皆さん、親熊だと立ち上がったとき2m近くになります。爪はわれわれの中指くらいの長さです。
こんな生き物に殴られたら、顔はえぐられると思います。
くれぐれもご用心を!本州のツキノワグマよりはるかに大きいです。

なお、この熊、芽室方向へ移動したみたいで、新嵐山キャンプ場が閉鎖されています。
あちら方面にも面白いポイントがあるので、嫌な話しです。

当直あけでした。
昨日、カラタカ、シロオビヒメと初見でした。例年通りの季節感にだいぶん近づいて来たようです。
再び帯広近郊を流します。
ひょっとするとカラフトヒョウモンも何処かで出ているのではと予想していたのですが、やっぱり出ておりました。
完全に出始めですから個体数は数頭のみ。それでも1頭は先ほど羽化したばかりと言った感じで、良い被写体になりました。
IMG_4408.jpg

IMG_4942.jpg
まぶしいオレンジ色でした。ホソバには悪いのですが、カラフトの方がずっと好きです。

どうにか裏面も撮影するチャンスがありました。
IMG_4956.jpg
銀紋がまた素晴らしいです。

この個体もしばらくすると飛び去り、後はひたすら飛び回るだけでした。

キマダラヒカゲ(おそらくヤマ)も目撃できましたし、一挙に季節は進みそうです。
忙しくなりそうです。
2010.06.05 カラタカ初見
何だか遅れていた季節が例年通りに追いついてきた感じがしています。

今日はお昼前から帯広市近郊を散策してみました。
チャマポイントを捜しながら流したのですが、こちらは振られました。しかしコミスジ初見です。
しばらく走って例の良い感じの場所。
シロオビヒメが2頭飛んでいました。季節の進みが戻ってきたような予感がしました。
すると金色の蝶が突然タンポポへ。
初見のカラタカでした。これは凄く嬉しい!
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ゆっくり後ろに回ってみると、ほとんど金色!
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でもこれ以上開いてくれません。そして何処かへ行ってしまいました。残念ですが今後に期待です。

ざーっと歩いてみるとチャマもまだ健在でした。吸水に来ておりました。久々の飛翔です。
300_5110.jpg

明日は快晴の予報。これはどこから攻めましょうか。北からかな?とっても楽しみです。
常日頃考えていたことです。
写真は記録物でしょうか?それとも芸術作品?あるいはその両方でしょうか?
記録物と考えると正確な描写が要求されます。本来なら正確に描写しているはずですので問題ないですが、たとえば邪魔な物体を消去したらどうでしょう?そこまですると記録物ではなくて、作り上げた芸術品でしょうか?芸術作品にも該当しないという考え方もあるでしょう。トリミングやゴミをとるくらいなら記録物としては許される?いったいどこまでだったら許されるのでしょう?
そんなことを思いながらアポイのヒメチャ写真に手を入れてみました。
左は邪魔な物を除去した物で、右はオリジナルです。
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アポイの撮影場所では杭やロープがあるのですから、手を入れた写真は現実の物ではなくなります。ということはやはり作った物ということで、どちらかというと作品でしょうか?
2010.06.03 アポイの翌日
アポイでの撮影の翌日、gakuさんがチャマを撮りたいと言うので、帯広周辺の河川敷へ案内いたしました。

さすがにここではチャマの♂は擦れていました。
チャマダラセセリ♂ (2010.05.30 北海道河東郡)02

チャマダラセセリ♂ (2010.05.30 北海道河東郡)04
♀なら綺麗だったかもしれませんが、数頭見た中では♀と思われる個体は居りませんでした。

その代わりジョウザンはまだ綺麗でした。しかもブルーの強い個体がそこそこ居ります。
ジョウザンシジミ♀ (2010.05.30 北海道河東郡)10

ジョウザンシジミ♂ (2010.05.30 北海道河東郡)03
今年は季節の進みが遅かったので、今時期でも平地で綺麗な個体が見られたのだと思います。

しかしツバメシジミの♀が出ていたり、別のポイントではサカハチが飛んでいたりで、急速に季節が進行するのかもしれません。またまた読みにくい感じが複雑になりつつあります。
サカハチチョウ♂ (2010.05.30 北海道)02
今回のアポイでは吸蜜シーンは何度も見られました。アポイアズマギクですが、この花には白以外に薄い紫色の花があることが分かりました。
ほとんどが白い中で、紫の花で吸蜜してくれたらなんて欲張った希望をみんなで離していたら、本当にその花へ来てくれました。
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もう1枚。
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前にここで撮影したときはサマニユキワリソウも沢山咲いていたのですが、今回はほんの少しだけでした。実は数日前の強風で花が散ってしまったそうです。渡辺さんがそう言っておられました。
ほんの少し、しかも小さい花しか残っていないユキワリソウにやって来た個体を撮ることが出来ました。
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羽に隠れて花は見えません。隣の白いものが、散った後のユキワリソウです。

今回運が良いことに産卵シーンを何度か観察できました。その中で撮るチャンスもありました。
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基本的には丈の低いキンロバイに産卵するようです。