長い冬がようやく峠を越えた感じです。
今月も終われば雪が降っても早めに溶けるようになります。
そんな冬、モンゴルの草原を思い出しました。
生息環境 (2008.07.01 Dugana Khad, Mongolia)02
また行きたい!ここはヒョウモンなどが沢山居りました。ジョウザンシジミなどの共通種も多くて、楽しめるポイントでした。

そんな草原から山手の方へ登っても面白いです。
テレルジに行くとまたいろいろ。本来ならパルが楽しませてくれたはずでした。
ここでも共通種が居りました。

飛翔シリーズでヒメシジミから。個体数は少なかったです。発生し始めたばかりだったのでしょう。
ヒメシジミ♂飛翔 (2008.07.07 Terelji, Mongolia)
ブルーのシジミはやっぱり良いですね。

この蝶が残っている方がおかしくて、やっぱり季節は遅れていたとはっきり実感しました。
エゾヒメシロチョウです。こちらも個体数は数頭だけでしたが、春型が残っているのですから…
エゾヒメシロチョウ♀飛翔 (2008.07.02 Terelji, Mongolia)03

エゾヒメシロチョウ♀飛翔 (2008.07.02 Terelji, Mongolia)05
特に北海道産と変わらない感じでした。

もう一度行かんと落ち着かないようです。
モンゴルではキアゲハは少ない蝶だそうです。
私は偶然にキアゲハの産卵シーンを目撃しました。
場所はテレルジです。
ちょっとした丘の上に居たら、キアゲハが飛んで来ました。
地面低く飛んでいたので、もしかしたら産卵かと思っていたらその通りでした。
キアゲハ産卵 (2008.07.06 Terelji, Mongolia)
ちょっと分かり難いかも知れませんね。中央よりやや右より下方です。

食草はニンジン(野生)のように思えます。
キアゲハの食草 (2008.07.06 Terelji, Mongolia)
ニンジンの原産は中央アジアだったように思いますが、どうでしょう?

卵を確認するとちゃんとありました。
キアゲハ卵 (2008.07.06 Terelji, Mongolia)02

日本の個体と違いがあるかどうかは分かりませんでしたが、珍しいキアゲハの産卵を見たことで、後で満足できました。


追伸
うっとうしいアダルト関係のコメントが続いています。
そこで、以前導入した画像認証をまた取り入れました。
面倒なことは分かっておりますが、しばらく我慢下さい。
時期をみて解除したいと思います。
モンゴルの蝶を掲載するのを忘れていました。

私の好きなヒカゲの中に、当然ベニヒカゲがあるのですが、モンゴルでは僅かに3種だけしか見ることが出来ませんでした。
以前、1種は紹介済みですので、残りを順に紹介します。
本来なら沢山居たのかも知れないこの蝶も、5頭を見ただけでした。
突然現れて切り株に止まり、しかもV字開翅です。ちょっと慌てました。
エンブ゙ラベニヒカゲ♀ (2008.07.02 Terelji, Mongolia)02

この個体、この後に広角で撮ろうとしたら逃げました。それでも遠くには行かずに何となく近くをうろうろしていたのですが、理由が分かりました。
産卵を始めたのです。
エンブ゙ラベニヒカゲ♀ (2008.07.02 Terelji, Mongolia)04
僅かな時間だけの観察で終わりました。

別の日にまた突然現れて、近くに静止しました。
この時は魚眼で接近できましたが、この一枚で終わりです。
エンブラベニヒカゲ♂ (2008.07.02 Terelji, Mongolia)02
個体数が少ないときは敏感ですね。

遠征の終わりの方で吸蜜シーンに出会いましたが、これも短い時間に数枚撮れただけ。
広角でのチャンスはありませんでした。
エンブラベニヒカゲ♂ (2008.07.05 Terelji, Mongolia)

正直、もっとこのベニと遊びたかったです。
1回の遠征では欲張りすぎでしょうか?
実はこの蝶もワンチャンスでした。
北海道では普通に見られる蝶ですから、環境が似ているモンゴルでも沢山居りそうですが、2頭だけです。たまたま少なかったのかも知れません。
まずは吸水に来ていた♂を見つけました。
エジスジグロシロチョウ♂ (2008.07.05 Terelji, Mongolia)03
この♂、まるで北海道での春型みたいに白いです。撮影日は7月5日です。

その後、全く姿を見なかったのですが、吸蜜中の♀を見つけました。
エゾスジグロシロチョウ♀ (2008.07.06 Terelji, Mongolia)05

エゾスジグロシロチョウ♀ (2008.07.06 Terelji, Mongolia)11
この♀も見ての通りで、北海道の春型みたいです。

なんだか変な感じです。もう少し沢山見られると傾向が分かったのでしょう。
少なくとも♂も♀もこちらの春型みたいに見えるので、偶然ではなさそうです。
モンゴルとの共通種をずいぶんと紹介してきましたが、まだありました。
ツバメシジミです。
ヌフト山で見つけた交尾個体ですが、何となく阿蘇だと言っても通りそうですね。
残念ながら表の色彩は見ることが出来ませんでしたし、今回の旅で見たのはこの2頭だけでした。
ツバメシジミ交尾 (2008.07.05 Ulaanbaatar, Mongolia)02
少ない種ではないはずですから、やっぱり外れの年だったのでしょう。